夏目アラタの結婚は原作漫画が映画化された作品として有名ですが、皆さんは作中で起こった殺人事件の真相を全て理解できていますか?囚人と結婚するという過激な展開ばかりに目が行きがちですが、実は真犯人は別にいます。そこでこの記事では夏目アラタの結婚のネタバレを紹介すると共に、物語がどのように完結したのかや事件の真相について紹介しています。夏目アラタの結婚のキャスト毎にどのように事件に関わっていたのかをネタバレ込みで紹介しているので、相関図のように事件の全容が分かるようになっています。
夏目アラタの結婚について
はじめに、今回の記事で紹介する映画「夏目アラタの結婚」の作品情報について紹介します。夏目アラタの結婚の基本情報は下記の通りです。
- 監督:堤幸彦
- 脚本:徳永友一
- 制作:オフィスクレッシェンド
- 製作:映画「夏目アラタの結婚」の製作委員会
- 公開日:2024年9月6日
- 上映時間:120分
- 主題歌:ヴァンパイア / オリヴィア・ロドリゴ
夏目アラタの結婚は公開から好調なスタートを切っており、公開から3日で興行収入が1.2億円、最終的な興行収入は6億円を突破した大ヒット作品に成長しました。
残念ながら公開時期は地上波のドラマで大ヒットを記録した「ラストマイル」の公開時期と被ってしまったこともあってかなり苦戦を強いられましたが、それを差し引いても十分すぎる高評価を得た作品だと言えるでしょう。
夏目アラタの結婚のあらすじ
ある日児童相談所職員として働く夏目アラタは、とある遺族の少年から、連続殺人事件の容疑者で死刑判決を受けた品川真珠に会ってほしいと依頼される。少年の目的は、未だ発見されていない父の遺体の一部「首」のありかを聞き出すことだったのだ。
早速アラタは真珠に接触を試みるものの、彼女は非常に警戒心が強く思うように心を開いてはくれない。そこでアラタは、彼女の関心を引くために咄嗟に「俺と結婚しようぜ」と獄中結婚を申し込む強硬策に打って出る。
そして一回20分という限られた面会時間の中で、二人の奇妙な新婚生活と命懸けの心理戦が幕を開けた。真珠は本当に残忍な殺人犯なのか、それとも誰かを守るために嘘をついているのか––––。アラタが真珠の胸の奥底に眠る深い闇に触れるにつれ、事件の裏に隠された驚愕の真実が浮かび上がってきて……。
夏目アラタの結婚の真犯人は?ネタバレで紹介
ここから本題に入って、映画「夏目アラタの結婚」のネタバレを含む真犯人を紹介していきます。
結論から述べると夏目アラタの結婚で発生したバラバラ殺人事件の真犯人は、真珠であって真珠ではありません。というのも実は事件の殺人犯として逮捕された真珠は、過去に事故で姉を亡くしており、この姉の名前も真珠だったのです。しかし、真珠の母親は別の子供を作りそれを姉の真珠として育てていたので、真珠はこの地点で妹よりも年下の姉になっています。
こうしてややこしい人間関係になってはいますが、結論的にバラバラ殺人事件を犯したのは真珠なので、本人の自供が間違っていたわけではありません。ただ、あまりに複雑な事情が入り混じっていたので、実際に視聴していた方の中には最後まで真犯人の全貌が見えてこなかった方も少なくなかったのではないでしょうか。
真珠の自供に嘘が存在するって本当?
前述したように夏目アラタの結婚のバラバラ殺人事件の犯人は真珠ですが、作中でたびたび真珠が口にした自供には嘘が存在していました。
ここからは夏目アラタの結婚の作中で真珠の自供で嘘だった要素について、ネタバレ込みで紹介していきます。
①「真犯人は父親」という自供の嘘
裁判の場で、真珠はそれまでの黙秘を破り、突然「殺したのは自分の父親で、自分は死体の解体を手伝わされただけだ」と主張します。しかし、これはアラタを自身の味方になるように惹きつけ、将来的に裁判を有利に進める、あるいは混乱させるための嘘でした。 後の調査で、彼女が「父親」と指した人物は実の父親ではなく、母の交際相手の一人に過ぎなかったことが判明しています。
②「品川真珠」という存在そのものの嘘
物語の核心に触れるネタバレになりますが、彼女が自供した自身のアイデンティティにも大きな嘘があります。 実は、戸籍上の「品川真珠」という長女は赤ん坊の頃に亡くなっており、今生きている彼女は、亡くなった姉の身代わりとして育てられた「妹」だったのです。彼女が学校の勉強についていけなかったり、知能指数(IQ)が極端に低く出たりしていたのは、実年齢よりも数歳上の姉として育てられていたからだと思うと、納得ができますよね。
③殺害の「動機」に関する嘘
彼女は「金目当て」や「快楽殺人」のような供述を時折したこともありましたが、実際の動機は別のものでした。それは被害者たちの「苦しみ」を終わらせようとした結果であったり、自分を虐待した者への復讐であったりと、単純な悪意だけではありません。むしろ真珠は「人助け、魂の救済」のような名目で自らを殺人犯に仕立て上げることで、誰かを救おうとした」という意図すら持っていたのです。
こうした切なくも胸が締め付けられるような真珠の情緒がまた、物語をより一層悲壮的にさせるスパイスになっていました。
夏目アラタの結婚の主なキャストをネタバレと一緒に紹介
ドラマ版夏目アラタでは以下の人物が登場しています。作風含め原作と大きな違いはないので、まだ漫画版しか読んでないという人は、以下の演者を参考にドラマ版も視聴してみてはいかがでしょうか?ちなみに一部ドラマ版では出演しない登場人物が存在します。
これらの人物は夏目アラタの結婚で発生したバラバラ殺人事件のネタバレに関係した部分なので、演出上ドラマで登場させるわけにはいかなかったものと思われます。
夏目アラタ(演:柳楽優弥)
真珠の供述を元に捜査に協力した児童相談所に勤務する独身男性です。不幸な子供を見ると思わず助けたくなる性分で、今回の事件も真珠の儚い願いを叶えたい一心で、プロポーズしていますが、捜査の手から逃げたりやっていることは結構やばい主人公です。
品川真珠(演:黒島結菜)
夏目アラタの結婚のヒロインであり、ネタバレに繋がる重要な人物です。自殺願望のある3人の男性に近づき自殺幇助を行った犯人で、逃亡する過程で夏目アラタと一緒に心中しようと計画し、車の事故を合作します。しかし、夏目アラタの話を聞くうちにこの人は一緒に死ぬべきではないと実感し、急ブレーキを掛けることで自殺するのをやめています。
山下良介(ドラマ未登場)
ネタバレをすると夏目アラタの結婚に登場する山下良介は、品川真珠の父親ではありません。またデキちゃった結婚に見えて、妻のお腹の中には別の男との子供がいるため、このままでは妻を愛せないとして毒を使って妻と一緒に死んでしまいます。その後品川真珠の手によってバラバラにされて、身寄りの無いおばあちゃんを埋葬した場所に山下良介の首を隠しています。
ちなみにドラマ版では山下良介の子供と見られる山下卓斗が登場しており、越山敬達が演じています。
相沢純也(ドラマ未登場)
相沢純也は父親との金銭トラブルが原因で品川真珠と自殺計画を立案しています。殺害された被害者の中で、一番夏目アラタの結婚に存在するネタバレから遠い位置にいるので、ドラマ版では登場していません。しかし、毒で自殺して真珠にその肉体をバラバラにされているので、もしこのシーンをドラマでも再現するなら、とても凄惨なシーンになったことでしょう。
三島正吾(ドラマ未登場)
ドラマには未登場ですが、品川真珠の実の父親です。原作では妹の真珠に殺害されており、山下良介達の遺体と一緒に破棄しています。しかし、品川真珠にストーカーのような形でつけまわしていたので、ファンの間ではこの男は命を奪われて仕方ないという見方が定着しているようです。
まとめ
夏目アラタの結婚のネタバレをいうと、品川真珠は父親含め合計4人の男性を殺害しています。しかし、品川真珠をここまで狂気の人間にしてしまったのは、幼い頃に自分が姉の代わりをすることになったことも少なからず影響をしているので、全面的に真珠が悪いと責めることはできないという見方もあります。しかし、どんなに取り繕っても4人も殺害してしまったことは確かなので、ファンとしてはドラマ版で真珠が幸せになる世界線も見てみたかったです。
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