遅咲きのアクションスター”リーアム・ニーソン”のおすすめ出演作まとめ

リーアム・ニーソン


60歳を超えた今もなお、ハリウッドの最前線で活躍している演技派俳優リーアム・ニーソン

「マイケル・コリンズ」やアカデミー賞にノミネートされた「シンドラーのリスト」など、社会派ドラマで知名度を上げてきた彼ですが、最近では一転してアクション映画に多数出演して注目を集めています。

今回は、そんな「遅咲きのアクションスター」リーアム・ニーソンのおすすめ出演作を、まとめて紹介します。

 

96時間(2008年公開)

96時間

2008年に公開されたアクション映画「96時間」は、リーアム・ニーソンにとってキャリアの転換点となった作品です。

「海外旅行中に娘が人身売買組織に誘拐されて、元CIA捜査官の主人公が単身フランスに乗り込んで娘を助け出す」というストーリーのこの作品。

リーアム・ニーソンは主人公ブライアンを演じて、とてつもない格闘術で敵を次々になぎ倒していくという、これまでのイメージとは大きく違う役どころを見せています。

スピーディーな展開と激しいアクションが見どころの「96時間」は、低予算ながらスマッシュヒットを記録して、リーアム・ニーソンをアクション俳優として印象づけました。

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アンノウン(2011年公開)

アンノウン

リーアム・ニーソンの新たな代表作となった「96時間」に似せた作風で話題になったのが、アクションサスペンス映画「アンノウン」です。

学会に出席するために外国を訪れた学者が事故で昏睡して目を覚ますと、全く知らない男が自分に成り代わっていて、妻も同僚も皆が自分のことを知らないと言い出す……という奇妙なストーリーが展開されるこの作品。

アクションだけでなく、本格ミステリーな展開や謎解きも大きな見どころとなっています。

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特攻野郎Aチーム THE MOVIE(2010年公開)

特攻野郎Aチーム

名作テレビドラマ「特攻野郎Aチーム」をリメイクしたアクション映画「特攻野郎Aチーム THE MOVIE」。

破天荒なやり方で任務を遂行する特殊部隊「Aチーム」の活躍を描いたこの作品で、リーアム・ニーソンはAチームのリーダー「ハンニバル」を演じました。

個性の強いぶっ飛んだメンバーを冷静にまとめあげ、自らジョークを呟きながら戦うハンニバルのキャラクターと、シリアスな役柄が多いこれまでのリーアム・ニーソンとのギャップも見どころです。

激しい銃撃戦が続き、ドクターヘリに戦闘ヘリが撃墜され、戦車が空を飛ぶ……そんなハチャメチャなアクションが見どころの、怒涛のエンタメ大作に仕上がっています。

 

フライト・ゲーム(2014年公開)

フライト・ゲーム

逃げ場のない旅客機の中を舞台に、謎の予告殺人犯と航空保安官の緊迫した戦いを描いた「フライト・ゲーム」。

リーアム・ニーソンは「過去に幼い娘を亡くしたことでアルコール依存やトラウマに悩みながらも、事件に臨む捜査官」という難しい役どころを演じました。

航空パニック映画としての王道をいく一方で、主人公が懸命に行動すればするほど状況が悪くなっていくストーリーにやきもきさせられる、本格サスペンスとなっています。

アカデミー賞女優のジュリアン・ムーアが出演しているのも見どころです。

 

ラン・オールナイト(2015年公開)

ラン・オールナイト

「ラン・オールナイト」は、リーアム・ニーソン演じる主人公ジミーが我が子を守るためにマフィアのボスの息子を射殺したことで、報復としてマフィアが送ってきた殺し屋、さらに警察からも逃げなければならなくなる様を描いたクライムアクション映画です。

主人公の命を狙うマフィアのボスをベテラン名俳優のエド・ハリスが演じていて、渋い演技派2人が激突するハードボイルドなアクションサスペンスとなっています。

マフィアものや犯罪アクション映画が好きな人なら、きっと楽しめるおすすめの一作です。

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トレイン・ミッション(2018年公開)

トレイン・ミッション

通勤電車に乗ったごく普通のサラリーマンの男が陰謀に巻き込まれていくサスペンス映画「トレイン・ミッション」。

リーアム・ニーソンは、謎の女にある「ゲーム」を持ちかけられたことで事件に巻き込まれる主人公を演じています。

まるでミステリー小説を読んでいるようなストーリー、数々の謎が後半に進むにつれて解決していく展開、そしてド派手なアクションと、サスペンス作品として見どころが盛りだくさんの良作です。

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スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス(1999年公開)

スター・ウォーズ エピソード1

アクション俳優としては2008年の「96時間」がブレイクのきっかけになったリーアム・ニーソンですが、実は1999年にも、SF大作「スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス」でアクションを見せていました。

主人公アナキン(ジェイク・ロイド)や物語のキーパーソンとなるオビ=ワン・ケノービ(ユアン・マクレガー)を導いていくジェダイのクワイ=ガン・ジン役という重要なポジションで、リーアム・ニーソンとしては珍しく、がっつりとSFチックなキャラクターを演じています。

長髪姿でライトセーバーを振り回して戦うリーアム・ニーソンの姿は、他の出演作と見比べると、ちょっと不思議な気持ちになります。

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最後に

どこか哀愁漂うキャラクターと、年齢を全く感じさせないスタイリッシュなアクションで、俳優として新しいポジションを築き上げたリーアム・ニーソン。

彼の出演作は、どれもハードボイルドで渋い主人公が印象的で、アクション映画として確かな面白さをもった良作ばかりです。

遅咲きのアクションスターとして現在進行形で大活躍しているリーアム・ニーソンの魅力を、是非体感してみてください。