何かに長けた特技を持っている人達が集まって暴れる映画って面白いと思いませんか?例えば「グランド・イリュージョン」シリーズや「Yamakashi」など、精鋭チームを組んで目的を果たしていく映画です。言ってしまえば、アニメの歴代主人公たちを全員集合させた時のようなワクワク感と興奮が収まらない、そんな気持ちになります。
今回は、そんな精鋭チームを組んでラスベガスで大儲けをする映画「ラスベガスをぶっつぶせ」で使われた必勝法はどのようなものなのか、そして実際に使えるのかを紹介します。
映画 ラスベガスをぶっつぶせ
「ラスベガスをぶっつぶせ」は、マサチューセッツ工科大学(MIT)の学生達で結成されているMITブラックジャックチームの体験談を元にして作られた作品です。
MITの学生であるベンは、数学に秀でた頭脳を買われ、ブラックジャックの必勝法を会得するチームに勧誘される。進学するためのお金が必要なベンは、仲間と共にトレーニングし、そのチームワークを活かしラスベガスに挑むも…というストーリーになっています。あらすじだけでも、充分面白いですが、映画自体もとても面白い作品になっています。まだ見ていない方は是非見てください。
カードカウンティング
映画でも行われているカジノのトランプゲームとしてブラックジャックの必勝法と呼ばれる「カードカウンティング」とはどのようなものなのか簡単に説明していきます。
要約すると、ブラックジャックでは昔、場に出たカードはシャッフルされないまま「シュー」(山札)に戻されるため、記憶する事で次に出るカードがある程度わかり、優位にゲームを進めるものです。記憶力の良さはもちろん、情報を管理しながらプレイするのは並大抵の人ではできません。なので、現在では様々な種類のカードカウンティングが存在します。そして、現在では、カードカウンティングを行わせないようにシャッフルするなど様々な工夫が施されています。
ちなみに、このカードカウンティングは映画『ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い』にも登場します。
ハイローシステム
様々なカードカウンティングの中でも、わかりやすい有名なのがこの方法です。
「ハイローシステム」では、10、J、Q、K、A、これらのカードを-1とします。2〜6を0とし、7〜9を+1と計算しながらプレイしていきます。この方法を使い、自分とディーラーを含め、全員のカードを見て計算します。
-合計がプラスになった場合。その場には多くの数字の低いカード「2〜6」が場に出されたことになります。したがって、「10〜A」のカードが出る確率が高くなります。「ヒット」や「ダブルダウン」といった行動を積極的に起こすポイントです。
-合計が0だった場合。数字の高いカードと数字の低いカードがどちらも同じぐらい出ています。そのまま行動を起こさず普段道理にプレイしましょう。
-合計がマイナスだった場合。その場には多くの数字の高いカードが出ており、シューには数字の低いカードを引く可能性が高くなってしまいます。数字の低いカードばかりを引いてしまったり、「10〜A」のカードを引いてバーストになる可能性もあるので、勝負に出ず、ディーラーのバースト待ちを狙って見るのがいいでしょう。
これ以外にもレッドセブンカウント、ハイオプトワンなどより細かく精度の高いカードカウンティングがいくつか存在します。
ブラックジャック ルールとして、ディーラーは手札の数字が16以上にならなければいけません。、ディーラーがバーストするのを待つのもブラックジャック攻略法です。21を狙うばかりでなく、焦らずにプレイするのが重要です。
注意
ここで注意すべきなのは、必勝法と言っても必ず勝てるわけではありません。あくまで、駆け引きを楽しむ要素としてあるので、過信しすぎないように注意が必要です。バカラやブラックジャックなど、どのゲームにおいても、駆け引きが無いとつまらないですよね。バカラ必勝法と言っても必ず勝てるとも限りません。現在では、多くのランドカジノでカードカウンティングを禁止しています。挑戦してみたい方はライブカジノで試してみるのが良いかもしれません。扱いには充分な注意と自己責任が伴います。