SFホラーの金字塔!「エイリアン」関連作まとめ

エイリアン


「エイリアン」シリーズといえば、SF映画ファンで知らない人はいないSFホラーの金字塔ですよね。

長い頭と骨格のような体を持ったエイリアンのインパクト大の見た目や、そんなエイリアンたちがいつどこから襲ってくるか分からない恐怖のサバイバルは、何度観てもハラハラドキドキしてしまいます。

今回は、そんな名作「エイリアン」シリーズとその関連作を、一挙に紹介していきます。

こんな記事もおすすめ

【考察】「エイリアン」はなぜ偉大?名作が築いた「SFホラーの基礎」を解説
【考察】まるで親子愛?「エイリアン」シリーズで考えるリプリーとエイリアンの奇妙な関係

 

 

エイリアン(1979年公開)

1979年に公開された「エイリアン」は、SFホラーというジャンルにおいて、大きな衝撃をもたらしました。

閉鎖空間に未知の生物が現れ、登場人物たちが一人また一人とやられていくというプロットの元祖ともいえる作品です。

また、本来「外国人」という意味の「エイリアン」が、「異星人」という意味で広く使われるようになったのも、この映画がきっかけと言われています。

薄暗い宇宙船の中で、自在に姿を現すエイリアンに襲われていくストーリーや、SFらしいサスペンス要素も含んだ展開は、公開から40年が経つ今でも息をのんで観てしまいます。

¥407 (2024/04/24 09:43:38時点 Amazon調べ-詳細)

 

エイリアン2(1986年公開)

「アバター」や「タイタニック」などで知られるジェームズ・キャメロンが監督を務めた「エイリアン2」は、ミステリアスでホラー要素の強かった1作目から打って変わって、エイリアンの群れと軍隊が真正面からぶつかり合うエンタメアクション大作になっています。

ファンからの人気が特に高い作品となっていて、人造人間のビショップ(ランス・ヘリクセン)や生き残りの少女ニュート(キャリー・ヘン)など、シリーズを象徴する名キャラクターも生まれました。

倒しても倒してもうじゃうじゃ湧いてくるエイリアンたちには、前作とは違った恐怖を呼び起こされます。

20th Century Fox Jp
¥1,020 (2024/04/24 09:46:50時点 Amazon調べ-詳細)

 

エイリアン3(1992年公開)

囚人たちが暮らす刑務所星でのエイリアンとの戦いを描いた「エイリアン3」は、1作目のテイストに原点回帰したシリアスなホラー映画となっています。

犬の遺伝子を取り込んで生まれたことで、四足歩行で高速移動しながら壁や天井まで走って襲ってくるエイリアンは、これまでの人型のエイリアンと比べてもさらに手強い存在です。

そんなエイリアンと武器もない場所で戦うリプリーたちのサバイバルは、思わず息を止めてしまうような緊張感がはりつめています。

20th Century Fox Jp
¥409 (2024/04/24 09:46:51時点 Amazon調べ-詳細)

 

エイリアン4(1998年公開)

シリーズのそれまでの作品とは大きくテイストを変えた「エイリアン4」。

賛否両論もあった作品ですが、「クローンリプリー」という斬新な設定や、おぞましい新種のエイリアン「ニューボーン」の登場など、インパクトの強い要素が盛りだくさんの怪作となっています。

映像面ではよりグロテスクな仕上がりになっていて、エイリアンに襲われた人々の血肉飛び散る描写など、ショッキングなシーンが続きます。

作品全体に漂うドロドロとした不穏な雰囲気や、容赦ない残虐描写など、クセの強い作風は観ていて背筋がゾクッとします

20th Century Fox Jp
¥1,010 (2024/04/24 09:47:51時点 Amazon調べ-詳細)

 

プロメテウス(2012年公開)

2012年に公開された「プロメテウス」は、前作から約15年ぶりに作られたエイリアン関連作です。

「エイリアン」の前日譚となっているこの作品は、人間に寄生する未知の生き物や、1作目に搭乗した謎のオブジェの伏線回収、そしてあのエイリアンの原型となる生き物が誕生する瞬間など、後のシリーズにつながっていく要素が多く散りばめられています。

また、そんな「エイリアン」関連作としてのストーリーとは別に、人類の誕生の秘密に迫る物語も見どころとなっています。

¥830 (2024/04/24 09:46:53時点 Amazon調べ-詳細)

 

エイリアン:コヴェナント(2017年公開)

「エイリアン:コヴェナント」では、「プロメテウス」と「エイリアン」の間をつなぐストーリーが展開されます。

「プロメテウス」ではまだ不完全な生き物だったエイリアンが、どのようにしてあの姿になったのか、生き残ったキャラクターたちはその後どうなったのかなど、前作で残された多くの謎が回収されます。

また、1作目「エイリアン」を彷彿としたSFホラー展開も見どころで、薄暗い空間から突然襲ってくるエイリアンの恐怖は、「これこそエイリアンシリーズだ」と思わせてくれます。

 

エイリアンVSプレデター(2004年公開)

「エイリアン」と同じくSFホラーの名キャラクター「プレデター」とのコラボ作品となった「エイリアンVSプレデター」。

謎の地下遺跡でのエイリアンとプレデターの死闘、そしてそこに巻き込まれていく人類のサバイバルが描かれます。

本来の「エイリアン」シリーズとは時系列などが違う完全なスピンオフとなっていて、純粋なアクションホラー映画として楽しめます。

本家シリーズでの名キャラクター・ビショップを演じたランス・ヘリクセンが出演しているのも見どころです。

 

AVP2 エイリアンズVS.プレデター

エイリアンとプレデターのコラボ第2弾となった「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」では、ついにエイリアンたちが地球の市街地に降り立ち、閑静な田舎町が地獄絵図に代わっていくパニックホラーの物語が描かれます。

プレデターの遺伝子を取り込んで驚異的な進化を遂げた「プレデリアン」も登場し、エイリアンシリーズの中でも最強クラスの強敵として人間に襲いかかります。

人気の高い「エイリアン2」へのオマージュも多く取り入れられた、本格パニック大作です。

20th Century Fox Jp
¥1,020 (2024/04/24 09:46:55時点 Amazon調べ-詳細)

 

最後に

本家シリーズの「エイリアン」4作、そして前日譚となる2作、さらにはスピンオフ2作と、全8作の「エイリアン」関連作をまとめて紹介しました。

さらなる続編に噂が飛び交っている「エイリアン」シリーズ。

今後がどうなるかも気になるところですが、まずは関連作をすべて観て、シリーズへの理解を深めていきましょう。

それぞれ違った魅力があるこの8作品は、SFファンならどれも楽しめること間違いなしです!

こんな記事もおすすめ

【考察】「エイリアン」はなぜ偉大?名作が築いた「SFホラーの基礎」を解説
【考察】まるで親子愛?「エイリアン」シリーズで考えるリプリーとエイリアンの奇妙な関係