一世を風靡した天才子役マコーレー・カルキンを主演に、いたずら少年と泥棒のコミカルな戦いを描いた不朽の名作『ホーム・アローン』。
何度観ても、いつ観ても面白いこの作品の魅力を再確認していきましょう。
「ホーム・アローン」のあらすじ
親戚で集まって、翌日からクリスマスの家族旅行に向かうことになっていたマカリスター家。
ところが、いたずらっ子のケビン(マコーレー・カルキン)はいじわるな兄と喧嘩をしてしまい、騒動を起こした罰として屋根裏部屋で一晩反省することを言い渡されます。
その翌朝、空港への出発準備でマカリスター家は大騒動になっており、大人たちはカウントミスでケビンを屋根裏に忘れたまま出発してしまいます。
一人で家に取り残されてしまったケビンは、最初こそうるさい親や兄弟がいなくなったことで晴れ晴れとした気分になりますが、次第に一人ぼっちでいることを寂しく感じてしまうのでした。
同じ頃、クリスマス休暇シーズンを狙って空き巣を働こうとしていた泥棒コンビのハリー(ジョー・ペシ)とマーヴ(ダニエル・スターン)がケビンの家に狙いを定めます。
自分の家が泥棒に狙われていると知ったケビンは、一人で戦いの準備を進めていきますが…。
クリスマスシーズンの地上波常連!家族みんなで観られる映画
説明不要の超名作『ホーム・アローン』。
クリスマスシーズンには地上波で放送されることも多いので、その名前を知らない人はほとんどいないと思います。
このホーム・アローンが名作として広く知られているのは、「家族みんなで観られる」というのも大きな理由ではないでしょうか。
小さな子にも分かりやすいストーリーで、コミカルな動きや表情で笑わせてくれるシーンが多くて、大人が観ても楽しめる。
だからこそ、この作品はこれほど長く愛されているんだと思えます。
大人になってからは色々とお騒がせなマコーレー・カルキンも、この当時はわんぱく少年でかわいらしさを見せてくれます。
子どもらしいオーバーリアクションやいたずらっぽい笑顔、大人ぶって振る舞う背伸びしたしゃべり方は、見ていて微笑ましい気持ちになれますね。
そして、『ホーム・アローン』シリーズといえばケビンの宿敵の泥棒コンビ、ハリーとマーヴの存在も欠かせません。
悪役なのにどこか憎めない2人のキャラクターは、たくさんの笑えるポイントを生み出しています。
最後に
何度観ても楽しめる傑作ファミリームービー『ホーム・アローン』。
家族で安心して観られる映画として、これからもその人気は長く続くでしょう。
子供向けのコメディと思いきや、大人が観てもしっかりと楽しめるこの作品。
思いっきり笑えて、最後には感動でほっこりと温かい気持ちになれます。
たまには、こんな優しい映画を観てみるのも楽しいのではないでしょうか?
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