『ショーシャンクの空に』は、多彩なジャンルを手掛ける小説家として有名なスティーブン・キング原作のヒューマン・ドラマです。
どんな状況でも諦めず希望を持ち続けることの大切さを描いたストーリーは、今でも多くの映画ファンに愛されています。
「名作映画ランキング」などの上位にランクインする常連作品としても知られる、感動の名作です。
「ショーシャンクの空に」のあらすじ
舞台は20世紀半ばのアメリカ。過酷な環境で知られるショーシャンク刑務所に、アンドリュー・デュフレーン(ティム・ロビンス)という元銀行家の男が収監されるところから物語は始まります。
便利屋的な存在として知られる古株の囚人・レッド(モーガン・フリーマン)たちと親しくなったアンドリューは、自身の無実を訴え続けながら辛い刑務所の日々も前向きに生きていきます。
希望を失わずに日々を過ごしていく生き様に感動
『ショーシャンクの空に』の一番の見どころは、希望を失わずに日々を過ごしていく主人公アンドリューの生き様です。
刑務官や他の囚人からの理不尽な仕打ちを受けても、アンドリューは諦めることなく抵抗したり機転を利かせてピンチを切り抜けていきます。
元銀行家として刑務官たちの財務手続きを手伝い、自分の立場を良くするだけではありません。
図書室を整えて他の囚人が勉強できる環境を作るなど、自分や周囲のために努力を続けるアンドリューからは、勇気やポジティブな気持ちをもらえます。
そうやって希望を持ち続けたアンドリューがつかみ取るラストシーンも見どころです。
爽快感溢れる後味のいい結末は、観る人の誰もがきっと感動できます。
ハードルを上げて観ても大満足の映画
「映画史に残る感動作」という評価を聞いていたので、観る前の時点で自分の中でも相当ハードルが上がっていました。
ですが、そんな期待を裏切らない映画だと思いました。
舞台は刑務所という過酷な場所ですが、登場人物は皆ユーモアがあって人間味あふれるキャラクターばかりです。
なので、あまり話が重くならずにそれぞれのエピソードをサクサク観ることができます。
約2時間半と長い作品ですが、話に惹きこまれてあっという間に観終わってしまいました。
考えさせられるエピソードも多くて、最後には「自分も頑張ろう」と思えるようなストーリーでした。
最後に
『ショーシャンクの空に』が名作として評価されるのは、作品の結末や語られる哲学が感動できるだけではなく、物語としても惹きこまれる面白さを持っているからでしょう。
ユーモアあふれるストーリーは、世代や性別を問わずきっとどんな人でも楽しめます。
毎日頑張ることに疲れたときや、清々しいハッピーエンドの映画を観たいときには、ぜひこの映画を観てみてください。
きっと元気や勇気をもらえますよ。
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