【批評】「デトロイト」が描いたのは「普通の社会」の中に潜む狂気の瞬間
アメリカ社会において、「人種問題」は今でも大きな課題のひとつになっています。 直接的な差別が改善された今でも、貧富の差や社会的な信用度など、「白人とそれ以外の人種」ではまだまだ格差があります。 アメリカに根深く残る人種問…
アメリカ社会において、「人種問題」は今でも大きな課題のひとつになっています。 直接的な差別が改善された今でも、貧富の差や社会的な信用度など、「白人とそれ以外の人種」ではまだまだ格差があります。 アメリカに根深く残る人種問…
ナチスドイツが敗北する直前の、ヒトラーの最期の日々の描いた「ヒトラー ~最期の12日間~」。 ナチスを題材にした映画ではアクションやサスペンス色の強い作品が多い中、この作品は「ヒトラー」という一人の人間の内面に徹底的に迫…
ゲームやアニメの世界では、レトロな風景の中に「騎士・剣・城」などがあり、どこかファンタジックな要素が並ぶ夢の舞台のひとつとして描かれる「中世ヨーロッパ」。 ところがその実態は、未熟な文明と劣悪な生活環境の中で暴力や戦争と…
2016年に、西部劇映画としては久々のハリウッド大作として製作された「マグニフィセント・セブン」。 「ザ・シューター/極大射程」や「エンド・オブ・ホワイトハウス」、「イコライザー」などの良作アクション映画を世の中に送り出…
遠藤周作原作の「沈黙」を実写化したアメリカ映画、「沈黙―サイレンス―」。日本では2017年に公開されました。 監督のマーティン・スコセッシが、十年以上前に原作を読んだときから映画化したいと考えていた作品として、公開前から…