SFホラーの金字塔として映画界に君臨し、長寿シリーズとしても人気の「エイリアン」。
その一番の見どころといえば、長い頭や口の中から飛び出す下あご、トカゲの骨格のような体など、独特の見た目を持つエイリアンそのものですよね。
そんなエイリアンですが、実は作品ごとに様々な種類に分かれていて、それぞれ異なる特徴を持っています。
今回は、そんな「エイリアン」シリーズに登場するクリーチャーの中から特に手強くてインパクトの大きいものを、独自のランキング形式にしてTOP5まで紹介します。
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5位:ドッグ・エイリアン
第5位にランクインしたのは、「エイリアン3」に登場したドッグ・エイリアンです。
一度人間など他の生き物の体内に寄生して成長するエイリアンは、成長過程で宿主のDNAを取り込み、その特徴を受け継ぐ、という性質があります。
このドッグ・エイリアンは、犬に寄生して生まれたことで、人間から生まれた普通のエイリアンよりも素早く動けるという特性を持っていました。
壁や天井を自在に這って、全速力で走っても絶対に逃げ切れない速度で迫ってくる様は、「もし追われてるのが自分だったら…」と思うとゾッとさせられます。
4位:ニュー・ウォーリアー
「エイリアン4」で登場するニュー・ウォーリアーは、生物兵器として人工的に生み出されたことで、人間の遺伝子を色濃く受け継いでいました。
そのため、普通のエイリアンと違って人間が操作する機械の使い方を覚えたり、人間の逃走経路に罠をしかけたりと、高い知能をもって登場人物たちを苦しめました。
「高い戦闘力と生命力+知能」という特性がミックスされた、悪夢のような存在です。
3位:エイリアン・クイーン
エイリアン・クイーンは、その名の通りエイリアンたちの社会で「女王蜂」のような役割を果たすエイリアンです。
体長は数m、巨大な傘のような頭、そしてまるで丸太のような尻尾など、ボスキャラクターとして十分すぎる貫禄を持っています。
普通のエイリアンの強さをそのままスケールアップさせたような存在で、女王の名にふさわしい強敵です。
2位:ニューボーン
「エイリアン4」で登場したニューボーンは、エイリアンと人間の「ハーフ」とでも呼ぶべき存在です。
人間の遺伝子をかなり濃く混ぜられたことで、ボディは白く、体はより人間的に、そして他のエイリアンにはない人間のような「目」を持っているなどの特徴があり、その容姿は生理的な嫌悪感を呼び起こすグロテスクさです。
エイリアンとしての強さも圧倒的で、エイリアン・クイーンを一方的に蹂躙する残忍で狂暴な一面を見せました。
観る人に与える恐怖感の大きさも相まって、2位にランクインです。
1位:プレデリアン
「AVP2 エイリアンズVS.プレデター」に登場したプレデリアンは、こちらも人気キャラであるプレデターの体に寄生して生まれたことで、その遺伝子を濃く受け継いだクリーチャーです。
SFホラーを代表する最強クリーチャーの性質を併せ持つ存在ということで、その強さはどんなエイリアンをも凌駕するレベルに達しています。
さらに、直接人間に卵を流し込んでものすごい勢いで数を増すという繁殖力も合わさって、「もしもこのプレデリアンが本格的に増え始めたら、人間は滅びる」という危機感を生み出しました。
プレデターの血をかけ合わさることで、強さでも生命力でも、ダントツの1位と言えるのではないでしょうか。
最後に
エイリアンを「強さ」「インパクト」「恐怖感」という観点からランク付けしました。
作品ごとに様々な特性を持つエイリアンの世界観は、知れば知るほど奥が深くて楽しめます。
それぞれのエイリアンの違いに着目してシリーズを観てみると、新しい発見がありますよ。
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