映画「フェイス/オフ」はジョン・ウー監督の出世作!ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの名演に注目!

フェイス/オフ


1998年に公開された名作アクション映画「フェイス/オフ」。

ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジという2人のハリウッドスターを主演に迎えたこの作品は、香港出身の映画監督ジョン・ウーのハリウッドでの出世作としても知られています。

 

映画「フェイス/オフ」のあらすじ

FBI捜査官のショーン・アーチャー(ジョン・トラボルタ)は、捜査対象であり自分の息子の命を奪った相手でもあるマフィアの大物・キャスター(ニコラス・ケイジ)を追っていました。

激闘の末に遂にキャスターを捕えるアーチャーでしたが、逮捕される前にキャスターがロサンゼルスに大量破壊兵器をしかけていたことが発覚。

キャスターは逮捕時の戦いで昏睡して情報を聞き出せないため、アーチャーは最新の手術によってキャスターの顔を自分に「移植」し、収監されているキャスターの弟ポラックス(アレッサンドロ・二ヴォラ)から情報を聞き出す極秘任務に就きます。

ところが、アーチャーが刑務所に潜入している頃、昏睡から目覚めたキャスターは医者を脅してアーチャーの顔を自分に移植させ、その事実を知る関係者を皆殺しにしてアーチャーに成りすまし、生活を始めます。

自分が本当のアーチャーであることを知る人がいなくなってしまった中、アーチャーは刑務所から脱出し、キャスターを捕えるために奔走していくのでした。

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解説:ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジの「W一人二役」がとにかく凄い!

「ミッション:インポッシブル2」や「レッドクリフ」シリーズで知られるジョン・ウー監督の、ハリウッドでの代表作のひとつになっている「フェイス/オフ」。

二丁拳銃や白い鳩、マフィアをテーマにしたストーリーなど、ジョン・ウーらしい要素が詰まったハードボイルドなアクション大作です。

ド派手な銃撃戦や骨太な格闘戦はもちろん、最大の見どころは主演のジョン・トラボルタとニコラス・ケイジによる「W一人二役」となっています。

 

前半ではジョン・トラボルタが正義のFBI捜査官を、ニコラス・ケイジが極悪非道のマフィアを演じて、後半では彼らの顔が交換されたことで、それぞれのキャラクターが180°入れ替わります。

主演の2人とも、表情や話し方、動きの癖までもが完璧に入れ替わっていて、どう見ても2人の人間の中身が本当に入れ違いになってしまったようにしか見えません。ハリウッドスターとしての役者魂に驚かされます。

キャスターに息子を殺され、さらには顔と、自分の人生までもを奪われそうになるアーチャーの不幸すぎる運命には、感情移入してしまうこと間違いなしです。

 

最後に

香港映画ゆずりの激しいアクションや、主演の2人の演技、そして主人公の一人の父親としての戦いを描いた感動のストーリーと、様々な見どころがある「フェイス/オフ」。

特に、ジョン・トラボルタとニコラス・ケイジが見せた渾身の名演は、圧倒的な迫力があります。

90年代の名作映画のひとつとして、アクション映画好きなら必見の一作です。

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