豪華な映像や秀逸なストーリーで爆笑させてくれる洋画コメディ。
ですが、なかには過激なジョークやちょっぴりショッキングな描写もあったりして、「子どもと一緒に見るのはな……」と思ってしまう作品も多いですよね。
そこで今回は、「家族みんなで楽しめる」をテーマに、おすすめのコメディ映画をまとめてみました。
どれもお子さんに見せても安心で、大人でも楽しめるファミリー向け作品ばかりなので、是非参考にしてみてください。
ホーム・アローン(1990年公開)
ファミリー向けコメディ映画の定番といえば「ホーム・アローン」ですよね。
今でもクリスマスの時期には地上波で放送される、不朽の名作。
主人公の少年ケビン(マコーレー・カルキン)が泥棒たちとドタバタのバトルをくり広げる様子に爆笑させられて、最後には家族の愛にほっこりさせられます。
公開から間もなく30年が経ちますが、いつ見ても、何度見ても楽しめる作品です。
近年、ドナルド・トランプ大統領が若かしり頃に出演していることでも注目を集めました。
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チャーリーとチョコレート工場(2005年公開)
ティム・バートン監督、ジョニー・デップ主演のファンタジー映画「チャーリーとチョコレート工場」。
不思議な世界観のファンタジーコメディとして、子どもたちに人気の映画ですよね。
また、ティム・バートン節がさく裂した映像世界は、大人が観ても楽しめる個性的で独創的な魅力をもっています。
一度は観ておきたい、笑える洋画ファンタジーの傑作です。
ナイト ミュージアム(2006年公開)
博物館の展示物たちが夜な夜な命を宿して動き回る、「ナイト ミュージアム」シリーズ。
歴史上の人物の人形から動物のはく製、絵画、さらにはティラノサウルスの骨格標本までもが自由に動き出すストーリーは、にぎやかで爆笑間違いなしです。
歴史や芸術にちなんだジョークも多いので、ただ笑えるだけでなく、お子さんが学校の「社会」や「美術」の授業に興味をもつきっかけになるかもしれません。
ジュマンジ(1995年公開)
2017年に製作され、その年を代表する大ヒット作のひとつとなった「ジュマンジ/ウェルカム・トゥ・ジャングル」。
その前作で、1995年に制作されたのが「ジュマンジ」です。
不思議なボードゲームが巻き起こす騒動を描いたこの映画は、「猿が現れる」「ハンターが襲ってくる」「洪水が起こる」といったゲームの内容が現実になって町を襲う大パニックが、コミカルに描かれました。
名俳優ロビン・ウィリアムズが主演を務めているのも注目ポイントです。
ホーンテッドマンション(2003年公開)
ディズニーランドの人気アトラクションを映画化した「ホーンテッドマンション」。
幽霊屋敷を舞台に、とある家族が幽霊たちの騒動に巻き込まれる、コミカルでちょっぴり不気味なストーリーがくり広げられます。
ジャンルは一応ホラーとなっていますが、どちらかというとファンタジックなコメディ映画のテイストに仕上がっていて、笑いの要素が強くなっています。
不気味な幽霊屋敷の再現は、ディズニーランドのアトラクションで体験したことがある人にとっては、「分かる分かる!」と共感できるのではないでしょうか。
主演エディ・マーフィのおなじみの早口トークも見どころです。
マスク(1994年公開)
ジム・キャリー主演の名作コメディ映画「マスク」も、家族で見るのにおすすめです。
不思議なマスクをかぶったことで変貌した主人公がくり広げるドタバタ劇は、「驚いて目玉が飛び出す」といったマンガ的な表現を実写でコミカルに表現していて、バカバカしくて思わず吹き出してしまいます。
映像的にも派手で、見ごたえのある作品です。
ダブル・ミッション(2010年公開)
「ママの再婚相手の冴えないおじさんが、実はCIAの凄腕スパイだった……」そんなストーリーを、ジャッキー・チェン主演で描いたアクションコメディが「ダブル・ミッション」です。
パッと見は地味なおじさんのジャッキー・チェンがいつもの超絶アクションをくり広げて子どもたちを守っていくストーリーは、明るくて笑えながらもハラハラさせられます。
過激な描写がないので、家族みんなで安心して見られるハリウッドアクション映画となっています。
キャプテン・ウルフ(2005年公開)
「キャプテン・ウルフ」も、先ほどのダブル・ミッションと同じように、ある特殊部隊員が子どもたちを守るアクションコメディ映画です。
主演はなんと「ワイルド・スピード」シリーズの主演で知られるヴィン・ディーゼル。
ワイルドなイケメンのディーゼルがベビーシッターとして小さい子供たちの世話に奮闘する様に爆笑させられて、襲ってくる敵から子どもたちを守って戦う後半の展開は手に汗握ります。
エボリューション(2001年公開)
隕石とともに田舎町の外れに落ちてきたエイリアンが巻き起こす騒動を描いたSFコメディが、「エボリューション」です。
数億年分の進化をわずか数日で遂げていく多種多様なエイリアンたちと、ちょっとマヌケな科学者や政府の人々がグダグダな戦いをくり広げる様は、ハリウッドコメディの王道で笑えます。
実は名女優のジュリアン・ムーアも出演していて、普段のキリっとした雰囲気とは違う、ガッカリなお姉さんを演じています。
シュレック(2001年公開)
名作アニメ映画シリーズとして知られる「シュレック」。
子ども向けアニメと思われがちなこの映画ですが、かわいらしいキャラクターたちで子どもたちが楽しめるのはもちろん、皮肉なジョークや意外に凝ったストーリーなど、大人が観てこそ楽しめる作品です。
痛烈なブラックジョークにガツンと笑わされたり、大人だからこそ分かる哀愁のあるストーリーに泣かされたりと、予想外に楽しめること間違いなしですよ。
最後に
「大人も子どもも、家族みんなで楽しめる」をテーマに、コメディ映画を紹介しました。
ファンタジーコメディ、アクションコメディ、SFコメディなどそれぞれ特色があるので、家族の映画の好みにも合わせて、作品を選んでみてください。
ファミリー向けコメディ映画を観て、家族で楽しい時間を過ごしましょう。