1950年代アメリカが舞台のミュージカル映画です。
当時の高校生たちを主役に、若者ならではの葛藤や成長を描いています。
1978年公開の作品ですが、未だ多くのファンに愛される名作です。大人気の海外ドラマ『glee』で、楽曲がカバーされたことでも話題になりました。
フィフティーズのカルチャーと、色あせる事の無い数々の名曲に注目してみてください!
不良グループのリーダーと優等生の恋
夏休みのバケーション先で出会ったダニーとサンディは、お互いに惹かれあい恋愛関係になります。
楽しい毎日を送りますが、それは甘酸っぱいひと夏の恋に終わるはずでした。
しかし、2人にとって予想外の出来事が起きます。父親の転勤で、サンディがダニーの高校に転校してきたのです。
ダニーに会えて喜ぶサンディですが、彼の素っ気ない態度に戸惑います。ダニーは不良グループのリーダーで、仲間たちの手前、クールな態度を取らざるを得なかったのでした。
一方、サンディは優等生のお嬢様です。2人の関係は、タイプの違いが邪魔をしてなかなか上手くいきません。
しかし、お互いに気持ちがあることは確かです。
サンディは遂に一念発起して、思い切ったイメチェンに挑戦します。
そして誰もが目を見張るクールな女性に変身し、堂々とダニーの心を射止めることに成功するのでした。
フィフティーズの魅力が盛りだくさん
1950年代のアメリカカルチャーを知るうえで、この作品は外せないと言っても過言ではりません。
ミュージカル映画ならではの音楽やダンスはもちろんですが、特にファッションが50年代の特徴を上手にとらえています。
男性陣たちの、リーゼントと革ジャンでビシっと決めた姿がカッコいいです。優等生サンディの大変身は、ワイルドでクールな女性がもてはやされる時代であったということを感じさせます。
また、ジョン・トラボルタとオリビア・ニュートン=ジョンのW主演にも注目です。当時から変わらない魅力的な歌声と、大物俳優の初々しいフレッシュな姿が楽しめます。
数多くのシンガーに歌い継がれる名曲の数々も、この映画を語るうえで大事なポイントです。
きっと、「どこかで聞いたことがある!」という楽曲も登場すると思います。
とにもかくにも見所が盛りだくさんで、時代を超えて愛され続けていることにも納得できる作品です。
最後に
1950年代アメリカの世界にタイムスリップしたような感覚が味わえる作品です。
音楽やファッション、当時の高校生が繰り広げる学園ドラマなど、様々な面からフィフティーズを楽しむことができます。
この時代に興味がある方なら、是非一度はチェックするべきです!