2008年公開のヒット作、劇場版『セックス・アンド・ザ・シティ』の続編です。
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「セックス・アンド・ザ・シティ」は毎日頑張っている女性達へのエールを贈る作品
今作の舞台はアブダビ。ゴージャスな中東で、お馴染みの4人が個性豊かなドタバタ劇を繰り広げます。
セックス・アンド・ザ・シティらしい、共感を呼ぶエピソードと爆笑必須の演出にも注目です。
やっと夫婦になった2人だけど・・・
前作の劇場版『セックス・アンド・ザ・シティ』から2年後という設定のストーリーです。
数々の困難を乗り越え、キャリーとビッグはやっと夫婦になれました。
幸せな結婚生活を送るはずだった2人でしたが、そうは上手くいきません。
そして訪れた2人の結婚記念日。ビッグがキャリーに送ったプレゼントは、大型テレビです。
ちっともロマンチックじゃない贈り物に、キャリーはガッカリします。マンネリ化していく毎日に、彼女は不満を抱えていたのです。
そんな中、キャリーはいつもの親友達とアブダビで休暇を過ごすことになります。
そして思いがけず元カレのエイダンと再会し、キスをしてしまいました。
迷いながらも、そのことをビッグに打ち明けるキャリー。
帰国するとビッグは、プレゼントの大型テレビと共に消えてしまっていました。
悲しみに耽るキャリーですが、ビッグは新たなプレゼントと共に帰ってきます。大型テレビを返品し、ジュエリーを買ってきてくれたのです。
そして2人は、お互いの愛を再認識するのでした。
4人の親友たちにまた会える!
今作でも、個性豊かな4人が大活躍です。
夫婦になってからも、いつまでも恋愛のトキメキを感じていたいキャリー。
更年期が訪れ、「自分らしさが失われていく」と焦るサマンサ。
子育てに悪戦苦闘するシャーロット。
上司との関係に悩むキャリアウーマンのミランダ。
それぞれの人生が彩り豊かに描かれており、見ていて共感できる部分も多いはずです。
セックス・アンド・ザ・シティらしいコメディー要素もふんだんにあり、所々で爆笑をさらっていきます。
4人が訪れる中東のエキゾチックな街並みや、異文化ならではのハプニングにも注目です。
女性達へのエールを込めたストーリー
結婚生活は、日常の繰り返しになりがちですよね。
マンネリ化する毎日に溜め息をつき、独身時代を懐かしんだことのある方も多いのではないでしょうか。
しかしサマンサのように、独身生活を楽しんでいても壁にぶつかることもあります。そんな女性達の悩みを上手に描いた作品です。
悩みを持ちながらも、自分らしい方法で克服していく登場人物達に勇気を分けてもらえます。
私が特にお気に入りなのは、シャーロットのエピソードです。
女子会で上映して、好きなシーンについてお喋りするのも楽しいかもしれません。
最後に
たくさん笑って、共感して、見終わった後には元気が出てくる作品です。
頑張っている全ての女性達にオススメしたいと思います。
個性豊かな4人のストーリーは必見です。きっと心に残るエピソードが見つかるはず!