不思議な石板の力で博物館の展示物たちが命を宿し、大騒動を巻き起こす人気コメディ「ナイト ミュージアム」シリーズ。
その記念すべき一作目が、この「ナイト ミュージアム」です。
主人公ラリーと展示物たちの出会いがくり広げられるこの作品について紹介します。
映画「ナイト ミュージアム」のあらすじ
妻とも離婚して仕事も失業中のラリー(ベン・スティラー)は、息子ニック(ジェイク・チェリー)の信頼を取り戻すため、博物館の夜間警備員の仕事を始めることになります。
ところが、ラリーが職場である自然史博物館で働き始めると、そこには展示品として持ち込まれているエジプトの不思議な石板の力で、展示物たちが夜な夜な命を宿して動き回るという秘密が隠されていたのでした。
展示物のリーダー的な存在ルーズベルト(ロビン・ウィリアムズ)や前任の警備員セシル(ディック・ヴァン・ダイク)たちのアドバイスもあって、好き勝手に暴れる展示物たちを徐々に手なずけていくラリー。
ところがある日、展示物たちの存亡に関わる重大なトラブルが発生して…。
個性豊かすぎる展示物たちに爆笑間違いなし!
「博物館の展示物たちが動き回る」という斬新なアイデアで大ヒットしたシリーズの1作目「ナイト ミュージアム」。
歴史上の人物から動物のはく製、さらにはモアイ像や原始人、恐竜の骨格標本までもが自由に動き出すファンタジックな世界観は、見ていてワクワクさせられます。
ジャンルレスな登場人物たちがくり広げる大騒動は、笑ってしまうこと間違いなしです。
彼らを何とか統率しようとするラリーと、そんなラリーの事情なんておかまいなしに自由にふるまう展示物たちのやり取りは、コミカルなキャラクターたちの予想外の行動のおかげで爆笑の連続になっています。
ドタバタ劇を通じて少しずつラリーと展示物の間に信頼が生まれていく展開や、そんなラリーたちが博物館の危機に力を合わせて立ち向かう展開も見どころ。
それまでバラバラだった展示物たちがラリーと協力し合っていくクライマックスは、笑いながらも手に汗握ってハラハラしてしまいます。
まるで動物図鑑や偉人の伝記からそのまま飛び出したようなキャラクターたちがくり広げるストーリーは、大人から子どもまで家族皆で楽しめます。
最後に
「展示物」という形で、歴史上の人物や珍しい動物など様々なキャラクターが登場する「ナイト ミュージアム」。
思いっきり笑いながら楽しめる、そして歴史の勉強にもなる、ファンタジーコメディ映画の名作です。
ゲラゲラ笑って明るい気分になれる映画が観たいとき、子どもと一緒に観られる映画を探しているときは、是非この映画をチョイスしてみてください!