「ラストベガス」は超イカした老人たちによるコメディ映画

ラストベガス


青春映画の傑作といえば『スタンドバイミー』。4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに旅に出るという、ひと夏の冒険を描いた作品です。この作品に子役として出演したコリー・フェルドマンの現在については、リンク先をご参照ください。

一方、今回ご紹介する『ラストベガス』は、幼馴染みで悪ガキ4人組が人生最後にラスベガスで大遊びをするコメディ作品です。

演じるのは、モーガン・フリーマン、ロバート・デニーロ、マイケル・ダグラス、ケヴィン・クラインら、老名俳優4人。

長年連れ添ってきた仲間たちと、ラスベガスでも年よりならではの悪さをします。

しかし、心は小さい頃と何も変わらないが身体は老いてゆく。そんなヒューマンドラマ的な要素も満載です。

笑いあり、涙あり、恋もありと私がおすすめしたい映画No.1です。

 

老い先短いおじいちゃんたちが年を気にせず遊びまくる話

ある日、悪ガキの幼馴染みであるビリー、パディ、アーチー、サムの四人の内唯一独身であったビリーがラスベガスで結婚式をあげることに。

そこで何気なくふらっと立ち寄ったカジノでアーチーが一発当て、そのお金で最高級ホテルのスウィートにとまったりクラブを貸しきったりと豪遊三昧でした。

しかし、バディだけは失った奥さんを忘れられず本気で楽しめないでいます。

そこにバーで歌う彼らと同じ年頃の美女が現れ、ようやく前に踏み出そうとしますが。

実はビリーとバディの間には長年女関係で確執があり、若い頃と同じようにまた一人の女性を巡って戦いが始まってしまいます。

どちらが女性を射止めるのでしょうか、是非作品を自分の目で観てみてください。

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無邪気にはしゃぐおじいちゃんが少年そのものだが懐の厚さは半端ない

4人組はどこかしら身体にガタを感じていますが、そんなことはお構いなしにプールで美女たちと戯れたり、自分達の部屋で人を大勢呼んで夜通しパーティするなどアグレッシブさには終始笑いが止まりません。

そして、そのパーティの中でサムが女性に誘われたときに言った言葉は、ダンディな大人そのもので痺れました。

その言葉はこちら。

「私は良い出来事は全て妻に話し、共に喜びあってきた。今起こっていることは人生最高の出来事だ。それは間違いないが、この出来事を妻に話せなくなってしまったらそれはもう私の中ではいい出来事ではなくなってしまうんだよ。」

こんな奥さん思いのいい男になりたいものですね。

 

最後に

人生を楽しんで生き、家族を大事にし、友を大事にする。そんなバカッコいい大人を名俳優が最高に上手く演じているなと思いました。

今すぐとはいかなくても老後にはこんな大人になるべく、今から努力していきたいです。

こういったおじいちゃん達主演のコメディやヒューマンドラマが好きな方、もしくはこの作品にハマった方は『マイインターン』もおすすめです。ロバートデニーロ演じる老人に心温まること間違いなしです。

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